こんにちは。三谷ファミリー歯科クリニックです。
歯科治療で「型取りの粘土が気持ち悪くて、えづいてしまう…」「口を開けているのがつらい…」といった経験はありませんか?
そんな歯の型取りに対する苦手意識をお持ちの方に朗報です!当院では、先端の口腔内スキャナー『セレック(CEREC)』と『メディット(Medit)』を導入し、従来の不快な型取りを、驚くほど快適でスピーディーなデジタルスキャンへと変えています。
【もう“おえっ”とならない】不快な粘土の型取りとの違い
これまでの歯型取りは、粘土のような印象材(いんしょうざい)をトレーに乗せ、数分間しっかり噛んでいただく必要がありました。特に嘔吐反射(口の奥に物が入ると吐き気をもよおす反応)が強い方にとっては、これが大きな負担となっていました。
しかし、セレックやメディットといった口腔内スキャナーは、先端にカメラが付いたペン型の装置でお口の中をなぞるだけ。数分で、歯や歯茎の状態が精密な3Dデータとして、目の前のモニターに映し出されます。
口腔内スキャナーを選ぶ5つのメリット
- 1. とにかく快適: 粘土を一切使わないため、息苦しさや吐き気がありません。嘔吐反射のある方でも安心して治療を受けられます。
- 2. 圧倒的にスピーディー: スキャン自体は数分で完了。印象材が固まるのを待つ時間が必要なく、治療時間を大幅に短縮できます。条件によっては、その日のうちにセラミックの詰め物・被せ物が入る「1dayトリートメント」も可能です。
- 3. 驚くほど高精度: ミクロン単位で歯の形を読み取るため、手作業の型取りよりも精密です。これにより、補綴物(詰め物・被せ物)と歯の間に隙間ができにくく、虫歯の再発リスクを低減できます。
- 4. 清潔で安全: 採取したデータはデジタルで管理されるため、変形や劣化の心配がありません。また、使用するスキャナーの先端は患者様ごとに交換・滅菌し、衛生管理を徹底しているため感染リスクも最小限です。
- 5. 未来が見える: 取得した3Dデータを使えば、治療後の歯並びをシミュレーション(マウスピース矯正の場合)したり、完成する被せ物の形を事前にお見せしたりすることも可能です。
【費用は?】口腔内スキャナーを使った治療の保険適用と自費診療
現在、口腔内スキャナーを使用した保険診療は、「CAD/CAMインレー(キャドキャムインレー)」が主な対象です。
これは、ハイブリッドレジン(セラミックとプラスチックの混合材料)を使用した白い詰め物で、適用できる歯の場所(例:小臼歯、条件付きで大臼歯)が決まっています。ご自身の歯が保険適用になるかは、診察時にご説明します。
一方で、より美しく、より長持ちする治療をご希望の場合は、自費診療のセラミックやジルコニアをお選びいただけます。自費診療では、見た目の自然さや体への優しさ、耐久性に優れた素材を使用できるため、満足度が非常に高いというメリットがあります。
当院のデジタル歯科治療メニュー
- セラミッククラウン・インレー(詰め物・被せ物)の設計と作製
- マウスピース矯正(クリアコレクト)のための精密な歯型スキャン
- 矯正治療前後の歯並びシミュレーション
- ホワイトニング用トレーの作製
よくあるご質問(Q&A)
- Q1. スキャンする時に痛みはありますか?
- A1. まったくありません。ペン型のカメラでお口の中を優しくなぞるだけですので、痛みや不快感はほとんどありませんのでご安心ください。
- Q2. 嘔吐反射が本当に強いのですが、大丈夫でしょうか?
- A2. はい、大丈夫です。従来の型取りで治療を断念された経験のある方でも、この方法なら治療できたというケースがほとんどです。スキャンを中断しながら、休憩を挟んで行うことも可能です。
- Q3. 費用はどのくらいかかりますか?
- A3. 保険適用のCAD/CAMインレーか、自費診療のセラミックかなど、治療内容や使用する素材によって費用は異なります。カウンセリングの際に、ご予算やご希望を伺った上で、最適な治療計画と明確な費用をご提案します。
まとめ:型取りのストレスから解放され、快適な歯科治療へ
「歯医者が苦手」「型取りが怖い」という方にこそ、セレックやメディットによるデジタルスキャンを体験していただきたいと私たちは考えています。従来の歯科治療のイメージを覆すほど、快適で精密な治療が可能です。
不快な型取りが理由で、必要な治療を後回しにしていませんか?
まずは、お話をお聞かせいただくだけでも構いません。どうぞお気軽にご相談ください。
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