こんにちは!今回は、歯科治療の中でも特に重要な「根管治療」の流れについて、わかりやすく説明します。
根管治療は、歯の内部にある神経(歯髄)が炎症を起こしたり、感染したりした場合に行われます。
この治療は、感染を取り除き、歯を保存するためのものです。ここでは、根管治療がどのように進行するかの基本的なステップを解説します。
1. 診断と治療計画
まず、レントゲンを撮影し、感染の程度や根管の形状を詳しく調べます。これに基づいて、治療計画が立てられます。
2. 麻酔とアクセス開口
治療部位を無痛にするために局所麻酔を行います。その後、感染した歯の上部に小さな穴を開けて、歯髄にアクセスします。
3. ラバーダム防湿
周囲の組織を保護し、治療エリアの無菌状態を保つために、ラバーダム(ゴム製のシート)を使用して治療部位を隔離します。これにより、治療中の感染リスクを低減し、治療効率を向上させます。
4. 根管のクリーニングと形成
特殊な器具を用いて、感染した歯髄や細菌、死んだ組織を取り除きます。根管内部を清潔にし、次のステップに備えます。
5. 根管の消毒
根管内部を消毒することで、残った細菌を徹底的に除去します。
このステップは根の数・形の複雑さによって、かかる回数が大きく異なります。
6. 根管の充填
根管内部を生体に優しい材料で充填し、根の先までしっかりと封鎖します。これにより、将来的な感染のリスクを最小限に抑えます。
7. 最終的な復元
根管治療が完了した歯には、通常、クラウンや詰め物でカバーすることが推奨されます。これにより、歯の強度が回復し、機能が改善します。
根管治療は複雑で繊細なプロセスですが、当クリニックの専門的な技術により、患者様の不安を取り除きながら最高の結果を目指します。もし根管治療が必要かどうか不安な方は、ぜひ当クリニックの専門ページをご覧ください。
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